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2019年のワインの出来・評価2019年のワインの出来・評価

2019年のワインとは「2019年に収穫されたブドウを使用してつくられたワイン」を指します。当ページでは世界のワイン産地における2019年当時の気候やブドウの生育状況、ワインの初期評価についてご紹介いたします。

フランス ボルドー
2019年のヴィンテージ評価

ボルドー赤ワイン:★★★★★ 優良な年
白ワイン:★★★★★ 優良な年
貴腐ワイン:★★★★★ 優良な年
【ボルドーワイン委員会による評価】
2019年ヴィンテージは、ボルドーの良好な気候条件のおかげで誕生しました。しかし生産者は気候の気まぐれに直面し、ブドウの生育段階ごとに警戒を強める必要がありましたが、最終的には過去3年間に比べると天候は比較的穏やかになりました。

赤ワインはメルロ種の収穫は、最も早い地域では9月中旬に始まり、その後の9月23日から27日の週はカベルネ・フラン種とカベルネ・ソーヴィニヨン種まで広がりました。2019のヴィンテージは質が高く、素晴らしいポテンシャルを秘めています。これらの赤ワインはしなやかでバランスが取れており、アルコール度数は低めで、気品のある深い赤の色合いです。

白ワインは非常に優れたバランス、豊かなフレッシュさ、そして程よい酸味を備えています。ソーヴィニヨン種の収穫は、最も早い地域では8月末に始まり、9月の第1週には広く行われるようになりました。

貴腐ワインはボトリティス・シネレア(甘いワインの生産を可能にする貴腐菌)の発生が遅く、ブドウは10月第2週以降の収穫になりました。手作業による収穫と選別では、労働力が必要となりましたが、ピュアでエレガント、そしてフレッシュな非常にきれいなブドウを収穫することができました。

【ワイン専門誌 デキャンタ誌による評価】
2019年は決して順調な年ではありませんでした。シーズンは冷涼で雨が多く始まりましたが、6月以降は回復しました。しかし雨はまばらで、9月には干ばつ状態となりました。収穫直前の降雨は、まさに救いとなりました。多くのワインは美しく表現力豊かで、熟した豊潤で快楽主義的なものから、繊細でエレガント、そして軽やかなものまでバランスと魅力を兼ね備えています。素晴らしい辛口の白ワインや甘口ワインも多くあり、2019年はまさに誰もが楽しめるワインと言えるでしょう。

【教育機関 ワインスカラーギルドによる評価】
2019年の4月は雨が多く、5月にかけて例年よりやや涼い日が続きました。萌芽は早く、ジロンド川からかなり奥まった地域では4月13日と5月5日、6日に霜害が発生しました。晩春の涼しさの後、開花は5月20日以降は例年通りでしたが、開花期に雨が降ったため、着果に多少のばらつきが生じました。6月上旬は不安定な天候でしたが、下旬は猛暑となりました。7月は暑く乾燥した日が続き、月末にはありがたい大雨が降りました。8月は終盤に猛烈な暑さに見舞われ、その頃にブドウの木に熱ストレスの兆候が見られましたが、9月上旬の暖かさは比較的穏やかでした。9月23日から26日にかけては再び雨が降り、月末から10月にかけては好天が続きました。カベルネ・ソーヴィニヨン種にとっては理想的な天候となり、10月上旬には順調な収穫が行われました。

左岸ではサンジュリアン産、マルゴー産、ペサック・レオニャン産のワインは傑出しています。ワインのスタイルは濃厚でありながらも生き生きとしており、印象的なストラクチャー、力強さ、純粋さ、そして落ち着きがあり、非常に熟成が進みます。白ワインは香り高く魅力的なものが多いです。

フランス アルザス
2019年のヴィンテージ評価

アルザス★★★★★ 傑出した年
【アルザスワイン委員会による評価】
アルザスワインは「9」で終わる年に素晴らしいワインがつくられています。1949年、1959年、1989年、そして2009年に続き、専門家たちは2019年に生産されたワインの並外れた品質を称賛しています。繊細さ、優雅さ、精密さ、バランス、フルーティーさなどあらゆる面で賞賛が相次いでいます。

冬の間は比較的穏やかでしたが、3月から4月中旬にかけて寒さと湿気が続き、ブドウの萌芽(ほうが:ブドウの発芽)が遅れました。 また5月は特に寒く、霜が降りることもありましたが、幸いなことに影響はありませんでしたが、ブドウの成長を遅らせる一因となりました。6月の後半から、ようやくアルザス地方は乾燥した非常に暑い天候になりブドウの成長が進みました。しかしながら7月の非常に高い気温と長引く干ばつのため、アルザスの一部の地域は水分ストレスに見舞われ、収穫量に影響を及ぼした可能性があるとされています。ただし幸運なことに、他の地域では8月の恵みの雨がブドウの木に必要な水分をもたらしました。最終的には、ヴェレゾン(ブドウの房の色づき)は8月中旬頃になり、開花時に懸念された成長の遅れを取り戻しました。そして8月末には雨と暑さが相まって、ブドウの熟成は完璧になりました。

アルザスワイン地域専門家委員会(CRINAO)は成熟度チェックの結果、2019年の収穫日を次のように決定しました。
AOCクレマン・ダルザス(※1)は9月4日。
AOCアルザスはすべてのブドウ品種において9月12日。
AOCアルザス・グラン・クリュは9月12日(一部の地方管理団体から要請された例外を除く)。
ヴァンダンジュ・タルディヴ(※2)およびセレクション・ド・グラン・ノーブ(※3)ルは9月27日。
(※1)アルザスワインの生産量の4分の1を占めるスパークリングワイン。シャンパーニュと同様の製法で生産。
(※2)遅摘みのブドウを使用してつくられる甘口ワイン。
(※3)貴腐菌が付着して干しぶどうのような状態になってから、手摘みで収穫したブドウを使用してつくられる甘口ワイン。

収穫条件は極めて良好でした。9月の暖かく乾燥した穏やかな天候は、ブドウの完璧な成熟と優れた糖度と酸度のバランスに貢献し、素晴らしいワインの誕生を告げています。

ワインはエレガントでフルーティー、そして何よりも非常にクリアな仕上がりになりました。そしてクレマン・ダルザスに使用されたさまざまなブドウ品種は、非常に優れた酸味と、とりわけ、熟成の可能性がある構造のしっかりしたワインの生産に適した酒石酸/リンゴ酸の比率を示しました。一般的に言えば、シルヴァーナー種は果実味豊かで非常に成功しています。ピノ・ブラン種は完璧なバランスです。 2019年はリースリング種にとって非常に素晴らしく、一貫した品質で高級感と香りの複雑さを備えています。ピノ・グリ種はコクがあり個性的でバランスのとれた特徴を備えています。ゲヴュルツトラミネール種は、スパイシーでありながら驚くほどフレッシュなワインに仕上がっています。またピノ・ノワール種は非常にフルーティーで繊細です。

フランス シャンパーニュ
2019年のヴィンテージ評価

シャンパーニュ★★★★★ 傑出した年
2019年の生育期は、4月上旬の萌芽に続いて多くの課題に直面しました。春の厳しい霜がブドウ畑に大きな被害をもたらしました。初夏は不安定な天候で、うどんこ病が深刻な脅威となりました。夏は6月と7月に2度の熱波に見舞われ、7月25日には記録的な気温42.9℃を記録しました。その結果、やけどにより予想収穫量の約10%が損なわれました。8月と9月は暖かく晴れた天候が続き、凝縮感と豊かさをもたらしました。涼しい夜はブドウが新鮮な酸味を保つのに不可欠でした。シャルドネはうどんこ病に弱かったため、2019年はより問題を抱えました。収穫量はやや少なく、9月2日から始まりました。数値上では、潜在アルコール度数は2019年よりわずかに上昇し、酸度もやや高く(平均総酸度は6.8 g/l)、バランスは優れているように見えます。最初のテイスティングでは、ワインの良好な緊張感と洗練された純粋さが確認されました。しかしながら、新型コロナウイルス感染症のパンデミックの影響により、2019年のベースワインを大規模に試飲することができず、現時点では判断を保留しています。

2019年のワインの出来・評価 お客様からの評価

結婚式での両親プレゼントに

K.T.様 35歳

評価

結婚式での両親への贈呈品として利用させていただきました。

両家ともにワインが好きな家庭だったため、自分達らしいプレゼントとなりました。
嫁はワインが苦手ですが、これを機に一緒に楽しめるようになればいいなと思います。

次は誕生日プレゼントとしても利用させていただきます。

ありがとうございました。

出産祝いに

F.A.様 28歳

評価

出産祝いで2つ買わせていただきました。

一つは実際に飲め、もう一つは保存して貰えたらと思い選びました。

20年後が楽しみというお言葉も貰い、喜んで貰えました。

ラベルや箱もオシャレで文句なしです。

発送についても手際良く、すぐに手元に届きました。

ありがとうございました。

  

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