おすすめのアメリカワイン

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自由の国アメリカのワイン

ワメリカは、ワインの生産量は世界第4位(2014年)ですが、ヨーロッパ各地や南アメリカのワイン大国に比べるとワインの歴史が浅く、害虫(フィロキセラ)被害や禁酒法などの様々な困難を乗り越えて現在に至っています。特に近代化が進んだのは1960年代からで、1976年に行われた「パリスの審判」と呼ばれるテイスティング大会でアメリカのワインがフランスのワインに勝利したことで、国際的な評価を受けるようになりました。

アメリカワインの特徴

＜カリフォルニア州＞

アメリカの西海岸にある州で、ワインの生産量、品質とも他の州をリードし、特に生産量はアメリカ国内の約90%を占めています。年間を通して気温は高いですが、太平洋には寒流が流れているため、サンフランシスコ湾に発生する霧と、海からの冷涼な風により、ブドウ栽培に適した環境がつくられています。ワインは、赤ワインはカベルネ・ソーヴィニヨン種、ジンファンデル種、白ワインはシャルドネ種のワインがメインです。非常に熟したブドウから生まれるワイン、しっかりした香りと凝縮感があり、力強さと繊細さを兼ね備えたワインに仕上げられています。

＜オレゴン州＞

カリフォルニア州の北側にオレゴン州があります。オレゴン州のワイン産地であるウィラメット・バレーは、カスケード山脈の西側にあり、太平洋と挟まれた比較的冷涼な気候です。この冷涼な気候を生かして、赤ワインはピノ・ノワール種、白ワインはピノ・グリ種のワインがメインで生産されています。

＜ワシントン州＞

オレゴン州の北側にワシントン州があります。ワシントン州のワインの生産量はアメリカ国内第2位で、国内消費者用のワインが多く生産されています。ワシントン州のワイン産地であるコロンビア・バレーは、カスケード山脈の東側の温暖で乾燥した台地にあり、昼夜の寒暖の差が激しいのが特徴です。赤ワインはカベルネ・ソーヴィニヨン種、メルロ種、シラー種<、白ワインはリースリング種、シャルドネ種のワインが生産されています。