結婚式で父親にプレゼント
T.T.様 32歳
- 評価

結婚式で両親のプレゼントとして購入しました。
注文もわかりやすく到着までとても早いと感じました。
両親とも喜んでおり家に飾ってあります。
入れ物の木の箱のまま飾れるのでお酒が苦手な方でも喜ばれると思います。
また古いワインなので注意点等も記載してあり良かったです。
ありがとうございました。
1990年のワインとは「1990年に収穫されたブドウを使用してつくられたワイン」を指します。当ページでは世界のワイン産地における1990年当時の気候やブドウの生育状況、ワインの初期評価についてご紹介いたします。
なお、ワインは瓶内でも熟成が進み、時間とともに味わいが変化します。お飲みになるタイミングもお客様それぞれで異なりますので、全てのワインがこの評価に当てはまる訳ではございません。あくまで参考として捉えていただければ幸いでございます。
ボルドー | 赤ワイン:★★★★★ 傑出した年 白ワイン:★★★★★ 傑出した年 貴腐ワイン:★★★★★ 傑出した年 |
1990年のボルドーは赤ワイン、白ワイン、貴腐ワインとも20世紀における最高のヴィンテージの1つになりました。夏は暑く乾燥し、秋は比較的涼しく晴れの日が多かったため、ブドウはゆっくりと熟し、複雑な香りを醸し出すことができました。前々年の1988年、前年の1989年、そしてこの1990年はボルドーワインにおける「栄光の3年」と言えるでしょう。 1990年は暖冬になり、2月末の気温が26℃に達しました。このため芽吹きが早く、その後の安定した気候が新芽の急速な成長を促しました。その後北東からの冷たい風の影響で3月26日に気温が-4℃まで下がったことで、一部地域で霜害が発生しました。4月は気温が上昇して暖かい日が続きました。月末にかけて雨が多くなりましたが、ポイヤック地区とバルサック地区ではこの降雨は歓迎すべきもので、ブドウの開花は前年の1989年より10日早まりました。6月は雨が多く涼しい日が多かったのですが、7月初めは暑く湿度の高い日が続き、特に7月11日からは長期にわたる熱波が始まり、月末までに40℃に達する日が10日間もありました。8月も猛暑が続き、ブドウ畑は乾燥して干ばつの状況になり、猛暑に耐えられずに枯れたブドウもありました。8月中旬からようやく涼しくなり始め、8月29日の夜に降った10ミリの豪雨がブドウの成熟を促し、恩恵をもたらしました。8月の気温は例年より3.5℃も高く、降雨量は68%も少ない月になりましたが、9月の収穫期は降雨は散発的なにわか雨が4回だけで、晴れた日が多く気温的にもブドウの成熟に向いていました。赤ワイン用のメルロ種の大部分は9月26日までに収穫されましたが、カベルネ・ソーヴィニヨン種の成熟度が不規則だったため、10月24日まで成熟度に応じて段階的に収穫されました。 貴腐ワインの産地であるソーテルヌ地区は夏季の散発的な降雨により、他の地域のような干ばつの状況は発生しませんでした。ソーテルヌでは例年より降雨量が24%多かったため、1988年と1989年とは異なり、貴腐菌の進行を促しました。多くのシャトーで9月11日に最初の検査を実施し、23~25%の潜在アルコールを含む、凝縮した完全に貴腐化したブドウが見られました。 この1990年は1947年に次いで、20世紀で2番目に暑い年になり、ボルドー地方では1949年以来最も晴天の日が多かった年になりました。その結果、ワインは豊かで力強く、しっかりとした骨格を持ち、熟したタンニンとバランスの取れた酸味が特徴的です。最も成功している生産地域は、カベルネ・ソーヴィニヨン種を多く含むメドック地区左岸の赤ワインです。またソーテルヌ地区やバルサック地区の貴腐ワインは傑出しています。品質は素晴らしくポテンシャルもあり、長期熟成に向いています。 |
ブルゴーニュ | 赤ワイン:★★★★★ 傑出した年 白ワイン:★★★★★ 優良な年 シャブリ:★★★★★ 優良な年 ボジョレー:★★★★★ 傑出した年 |
1990年のブルゴーニュは素晴らしいヴィンテージになりましたが、特に赤ワインは20世紀における最高のヴィンテージの1つになりました。 暖冬によりブドウの生育は例年より早く進みましたが、4月から6月は冷涼な気候だったため、ブドウの開花が遅れ、房の数もやや減少しました。7月~8月は暑く乾燥した日が続きましたが、ブドウが水分ストレスに陥らない程度の降雨量がありました。9月は理想的な天候となり、ブドウの糖度と酸度が高く、豊かで健全な状態での収穫に至りました。収穫はコート・ド・ボーヌ地区では9月17日、コート・ド・ニュイ地区では9月24日に始まり、収穫量は多く、品質も非常に優れていました。どの地域も例外ではなく、全てが順調だったと言えるでしょう。 赤ワイン用のピノ・ノワール種はブルゴーニュでは珍しく厚い果皮になり、色とエキス分が豊富なワインを生み出しました。ワインには赤の深い色合いがあり、フルボディでフルーティー、なおかつ非常にバランスの取れたワインが生み出されています。白ワインは前年の1989年が傑出していたため、前年と比較するとやや評価は劣りますが、それでも非常に素晴らしい出来栄えになりました。ワインは凝縮感があり、上質な酸味が際立っています。熟した黄色い果実、柑橘類、バター、ヘーゼルナッツなどの豊かなアロマを持り、口に含むと、豊かで複雑な味わいが広がり、生き生きとした酸味と美しい骨格が感じられます。 |
ロワール | 赤ワイン:★★★★★ 傑出した年 白ワイン:★★★★★ 傑出した年 貴腐ワイン:★★★★★ 傑出した年 |
【ロワールワイン委員会による評価】 1990年のロワールを一言で表すなら「調和」でしょう。この年はすべてが完璧でした。過度ではない温暖な天候、必要な時に十分な雨、そして晴天に恵まれた収穫。白ワイン、特にソーヴィニヨンは、柑橘類や白果の香りと程よい緊張感を備え、素晴らしい出来栄えでした。赤ワインは力強さとエレガンスを兼ね備え、黒果実、スパイス、リコリスのアロマが感じられます。特にアンジュー地方の甘口ワインは、甘さと生き生きとした酸味が絶妙なバランスで調和し、まさに贅沢な味わいです。 |
ローヌ | 赤ワイン:★★★★★ 傑出した年 白ワイン:★★★★★ 傑出した年 |
1990年のローヌは赤ワイン、白ワインとも20世紀における最高のヴィンテージの1つになりました。7月~8月は暑い日が続き、降雨が少なく、ブドウ畑は干ばつに見舞われましたが、ブドウは太陽の光に恵まれて成熟しました。 赤ワインは豊かで凝縮感があり、バランスの取れた、優れたポテンシャルを持っており、熟成にも向いています。特にコート・ロティ地区とエルミタージュ地区の赤ワインは、濃厚かつ豊かなタンニンによる複雑な味わいがあり、数十年にわたる熟成の可能性を秘めています。シャトーヌフ・デュ・パプ地区、ジゴンダス地区、ヴァケラス地区でも非常に香り強く、力強い赤ワインが生産されています。 白ワインは南部よりも北部の方が品質が高いです。コンドリュー地区では例外的に遅いタイミングでの収穫になったため、美しいミネラル感と複雑さを備えたワインが生まれ、良好な酸味が熟成のポテンシャルを高めています。 |
シャンパーニュ | ★★★★★ 優良な年 |
1990年のシャンパーニュは前々年の1988年、前年の1989年に続き、三部作の最高傑作と評されましたが、ワインの熟成は予想以上に早く、一部にはプレマチュアオキシデーション(熟成前酸化による劣化)が進行したものが見られたため、当初よりも一段階評価が下がりました。 4月には霜害がありましたが、この1990年は長く暑く乾燥した夏が功を奏しました。収穫は9月の第2週に始まり、収穫量は1990年当時で過去3番目に多く(11,963 kg/ha)、ワインのアルコール度数と酸度は卓越していました。1959年以来、最も熟したヴィンテージは、シャンパーニュの深みと繊細さによって際立っています。特にドン ペリニヨンの全シリーズ(ロゼ、P2、ロゼ、ロゼP2)、フィリポナ・クロ・デ・ゴワス、ルイ・ロデレール・クリスタルは際立っていると言えるでしょう。 |
アメリカ | カリフォルニア:★★★★★ 優良な年 オレゴン:★★★★★ 平均的な年 |
【ナパ・ヴァレー・ヴィントナーズによる評価(カリフォルニア州)】 1990年のカリフォルニアはブドウの開花期に多量の降雨があり、収穫量に影響を与えましたが、その後の長く暖かい夏はブドウ成熟を促し、果実の成熟度、酸度、糖度はほぼ完璧な状態に達しました。収穫期は穏やかな天候の日が多く、例年のペースで進みました。赤ワイン、白ワインともに生産量はやや少なめですが、ワインは全体的に品質が高く、酸やミネラルなどの要素で素晴らしいバランスを見せているのが特徴です。 | |
【オレゴン・ピノ・キャンプによる評価(オレゴン州)】 1990年のオレゴンは前年の1989年12月が極寒であったため、ブドウの芽に損傷が見られたため、3年連続で例年より少ない収穫量になりました。気候は前々年の1988年と似ており、夏は例年より冷涼な日が多く、秋は乾燥した日が続きました。ワインの生産量は例年より少ないですが、品質は例年並みになります。 |
T.T.様 32歳
結婚式で両親のプレゼントとして購入しました。
注文もわかりやすく到着までとても早いと感じました。
両親とも喜んでおり家に飾ってあります。
入れ物の木の箱のまま飾れるのでお酒が苦手な方でも喜ばれると思います。
また古いワインなので注意点等も記載してあり良かったです。
ありがとうございました。
F.M.様 60歳
私の60才の還暦、誕生日に長男が記念にと送ってくれました。
本来なら家族で賑やかに還暦と定年退職祝いをする予定だったが、今年は緊急事態宣言下でもあり、出来ませんでした。
そこで、お祝い会が出来ないならと長男が記念にと高級ワイン(少なくとも私にはそうです)を送ってくれました。
はっきり言って、私には貴社の高級ワインの味は評価できませんが、はっきり言えることがあります。
それは、長男の気持ちを込めて送ってくれました貴社のワインには、私の心を温める味、心のこもった味があったということです。
そういう気持ちにさせてくれた貴社の高級ワインには、外観のデザイン、装飾など、この冬でも十分、私、私の家族も温めてくれたワインでした。
ありがとうございました。
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