喜んでもらいました
T.R.様 35歳
- 評価

新築祝いのお返しとして購入致しました。
私はアルコールが飲めないので、味はわかりませんが、送った方から大変美味しいとお褒め頂きました。
パッケージや箱も綺麗で、慌てて注文しましたが、すぐに送っていただいて助かりました。
送料、クール便などはかかりましたが、購入して良かったです。
2017年のワインとは「2017年に収穫されたブドウを使用してつくられたワイン」を指します。当ページでは世界のワイン産地における2017年当時の気候やブドウの生育状況、ワインの初期評価についてご紹介いたします。
ボルドー | 赤ワイン:★★★★★ 優良な年 白ワイン:★★★★★ 優良な年 貴腐ワイン:★★★★★ 傑出した年 |
【ボルドーワイン委員会による評価】 2017年は品質は良かったものの、生産量が非常に少ないヴィンテージになりました。4月末の歴史的な霜と、8月末に特定の地域を襲った激しい雹嵐により、収穫量に大きな影響を受けましたが、このヴィンテージは品質が良いことが分かりました。 赤ワインはフレッシュさをたっぷりと伴った美しいフルーティーな味わいが楽しめます。しなやかで上品なタンニンを持つこれらのワインは、まろやかでバランスが取れています。しなやかさを基調とした、喜びに満ちた美しいヴィンテージです。 白ワインはフレッシュで活気があり、非常に表現力が豊かです。ブドウ品種の特質が十分に表現されています。ソーヴィニヨン・ブラン種は、フレッシュなフルーツと柑橘類の香りがエレガントです。セミヨンは口の中に豊かさとボリューム感をもたらします。気象条件の恩恵を受けた、非常に素晴らしい白ワインのヴィンテージです。 貴腐ワインのブドウ品種であるセミヨン種は、凝縮感と芳醇な香りをもたらす例外的な気象条件の恩恵を受けました。柑橘類と砂糖漬けのオレンジのエキゾチックな香りが漂い、非常にフルーティーな味わいです。糖度と酸味のバランスが優れています。 【ワイン専門誌 デキャンタ誌による評価】 2017年は生育期の早い時期に壊滅的な霜害に見舞われました。しかしながらプリムール・テイスティングにおいて、適切な時期を見極めれば、このヴィンテージにも多くの楽しみがあることが示されました。ワインにもよりますが飲み頃に関して言えば、2017年は2015年や2016年よりも早く、おそらく2014年と同時期になるでしょう。そのため10~12年ではなく、6~8年を目安にしてください。 【教育機関 ワインスカラーギルドによる評価】 <生産地域毎の評価> ・メドック地区&グラーヴ地区 2017年は1月はこの30年間で最も寒くなりましたが、春先は暖かく、2月と3月は長期平均気温を1.5℃上回りました。しかし4月27日の未明には霜が降り、左岸のマルゴー地区とペサック=レオニャン地区が特に深刻な被害を受けました。この影響でボルドー全体の生産量は前年の2016年と比べて40%減、長期平均比でも33%減となりました。この最悪の霜害は1945年、1977年、1991年の霜害よりもひどいものでした。 夏は6月末の大雨を除けば非常に乾燥していました。7月は曇りがちで穏やか、8月は初めは涼しかったものの、8月後半には暑く晴れた天候が続きました。ただし8月末にグラーヴ地区の畑は雹に見舞われてしまいました。9月上旬は雨が多かったものの、その後の収穫期は好天に恵まれました。 サンテステフ地区、ポイヤック地区、サンジュリアン地区の一流畑からは、最高の赤ワインが生まれ、全体としてフレッシュでありながらバランスが良く、しっかりとした骨格も持ち合わせており、2014年と2015年を掛け合わせたようなワインです。またペサック=レオニャンの白ワインも素晴らしい出来栄えになりました。 ・サンテミリオン地区&ポムロール地区 2月~4月上旬までは穏やかな気温でしたが、4月下旬に厳しい霜が降りました。その結果、サンテミリオンの収穫量に影響を及ぼし、特にラランド・ド・ポムロール産は収穫量の50%から80%を失いました。5月~6月は非常に暖かく、6月最後の5日間は非常に雨が多かったものの、7月は乾燥して穏やかでした。8月は前半は涼しく月末は非常に暖かく&雨が多く、天候は不安定でした。しかしながらメルロ種は9月中旬に概ね良好な天候で収穫することができました。ワインは柔らかく魅力的で、青臭さのないフレッシュさがあり、短期から中期の飲み頃に最適です。特にポムロールは成功しています。 ・ソーテルヌ ソーテルヌ、特にバルサック地区は、ボルドーの他の地区と同様に4月の霜による甚大な被害を受け、シャトー・クリマンスなど一部のシャトーでは全くワインを生産することができませんでした。シャトー・ミラ、シャトー・クーテ、シャトー・ラ・トゥール・ブランシュなどのシャトーもほとんど生産できていませんが、幸運にもシャトー・シガラ・ラボーやシャトー・レーヌ・ヴィニョーなどはほぼ例年通りに収穫することができました。天候不順はあるものの概ね暖かく乾燥した夏は白ブドウの成熟に最適で、8月末に降った雨は貴腐菌の発生を活発化させるのに最適でした。収穫時期は主に3回で、9月に1回(香り高くフレッシュ)、10月に2回(より豊潤)でした。収穫量はごくわずかでしたが、品質は傑出しており、凝縮感があり濃厚でありながら、生き生きとして力強い味わいに仕上がっています。 【投資会社 カルトワインズによる評価】 2017年は数々の困難に見舞われました。特に4月の深刻な霜は、この地域のブドウ畑のほぼ半分に影響を与えました。生育期は暖かさと雨が交互に訪れる不安定な時期で、生産者の適応力と決意が試されました。しかしこれらの困難は、生産者の揺るぎない献身と熟練度を際立たせるものでした。厳しい条件に耐え抜いたブドウは称賛に値するほど熟し、このヴィンテージの独特の品質を真に反映したワインを生み出しました。 2017年ヴィンテージは、先代のヴィンテージのような華やかさには欠けるかもしれませんが、洗練さと親しみやすさが際立つ、独特の魅力に満ちています。これらのワインは、すぐに口にできる魅力と、エレガントな熟成を導くポテンシャルを備えています。 |
アルザス | ★★★★★ 平均的な年 |
【アルザスワイン委員会による評価】 2017年は早熟・高品質・低収量がキーワードです。2017年は、2003年、2007年、2009年、2011年とともに、過去40年間で最も早熟とされる5つのヴィンテージの1つになりました。専門家たちは生産されるワインの高品質を歓迎する一方で、今年の気候条件は収穫量に大きな影響を与えました。 1月は非常に寒く、数日間は気温が氷点下を大きく下回りました。秋と冬は乾燥しており、残念ながら3月の雨では水不足から回復することはできませんでした。しかし何よりも4月20日と21日の厳しい霜害はアルザスの4,500ヘクタールに影響を与え、1,500本ものブドウの木が80%以上凍結してしまう最悪の事態になりました。 幸運なことに開花は非常に早く、7月初めには穏やかな気温となり、その後数日間は暑い気温になりました。非常に温暖な気候条件のおかげで、ブドウの生育が早く進み、収穫量は少なかったものの、品質は期待できるものになりました。 アルザスワイン地域専門家委員会(CRINAO)は成熟度チェックの結果、2017年の収穫日を次のように決定しました。 AOCクレマン・ダルザス(※1)は8月24日。 AOCアルザスおよびアルザス・グランクリュは8月30日 (現地管理者から別途リクエストがない限り)。 ヴァンダンジュ・タルディヴ(※2)およびセレクション・ド・グラン・ノーブル(※3)は9月13日。 (※1)アルザスワインの生産量の4分の1を占めるスパークリングワイン。シャンパーニュと同様の製法で生産。 (※2)遅摘みのブドウを使用してつくられる甘口ワイン。 (※3)貴腐菌が付着して干しぶどうのような状態になってから、手摘みで収穫したブドウを使用してつくられる甘口ワイン。 8月末の時点でブドウの健康状態は極めて良好で、うどんこ病と灰色カビ病の発生は少数の区画に限られていました。収穫は最高の恵みのもとで始まり、ブドウは見事な熟度と興味深い酸味を示しました。以降は醸造においても特に問題は生じませんでした。 クレマン・ダルザスはこのヴィンテージで非常に成功したワインの一つです。シルヴァーナー種とマスカット種もまた、非常に興味深く、さわやかで新鮮です。ゲヴュルツトラミネール種は霜害の影響が大きく、量は少ないですが、凝縮感がありエレガントさを保っています。ピノ・ノワール種、ピノ・ブラン種、ピノ・グリ種はすべて非常に良質です。特にピノ・グリ種はフルーティーで美しいバランスが取れています。またピノ・ノワール種のタンニンは滑らかで、ワインの色は濃いめです。リースリング種の収穫は、区画によって成熟度が異なっていたため、収穫は分散して行われました。しかしながらワインは酸味と果実味に優れています。 ヴァンダンジュ・タルディヴおよびセレクション・ド・グラン・ノーブルは9月の素晴らしい天候により生産が可能になりました。プレス機で記録された量は昨年の記録に比べて2倍になり、13,000ヘクトリットルを超えました。 2017年のアルザスの収穫量は全AOCを合わせて約907,000ヘクトリットルとなり、霜害の影響により前年の2016年と比べて20%以上の減少となる見込みです。なお2013年、2014年、2015年、そしてこの2017年のように収穫量が少ない年が再び続くと、アルザスは6年間で1年分に相当する収穫量を失うことになります。 |
シャンパーニュ | ★★★★★ 厳しい年 |
様々な意味で悲惨な年でした。まず、4月の厳しい霜により、作物に大きな損失が発生しました。焼けつくような暑さの夏の後、7月と8月に予想外の雨が降り、ブドウ畑で灰色カビ病と酸腐病が大発生しました。全体として、収穫量の5分の1が腐敗に見舞われ、ピノ・ムニエとピノ・ノワールが最も大きな被害を受けました。8月26日以降は、通常通りの収穫量(10,057 kg/ha)でした。ブドウ畑では徹底的な選別の試みがなされましたが、品質はまったくもって高くありませんでした。ヴィンテージは変動が激しく、広く宣言されることはなくても、個別に成功を収めたものもあります。例えば、テタンジェ・コント・ド・シャンパーニュやドン・ルイナール・ブラン・ド・ブランなど、象徴的なプレステージ・キュヴェ・ブラン・ド・ブランがいくつか造られました。2017年シーズンはオフアロマが顕著で、生産者は圧搾時に果実を不合格にし、定期的にバッチを廃棄せざるを得ませんでした。それでも、コンスタテ賞は6.10ユーロに引き上げられました。幸いなことに、翌年の2018年ヴィンテージは量と質ともに成功を収め、ワインメーカーは2017年の不要なリザーブワインを廃棄することができました。 |
T.R.様 35歳
新築祝いのお返しとして購入致しました。
私はアルコールが飲めないので、味はわかりませんが、送った方から大変美味しいとお褒め頂きました。
パッケージや箱も綺麗で、慌てて注文しましたが、すぐに送っていただいて助かりました。
送料、クール便などはかかりましたが、購入して良かったです。
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