ワインは紫がかった濃い赤の色合いで、スパイシーなベリーに熟したメルロ(レーズン)のニュアンス、程よい樽のニュアンスも感じられます。力強く、まろやかで、熟したタンニンが心地よく感じられます。シャトー・ラルジャンテールはボルドー市街から北西に60km、メドック北部のベガダン村にあります。ブドウ畑はジロンド川から3kmに位置し、土壌は砂利と粘土石灰質の混ざる組成となっています。収穫は手摘みと機械摘み。醸造は区画ごとに行います。収穫した葡萄は選果テーブルで厳しく選別し、コンクリートタンクとステンレスタンクを使い、24〜26度にコントロールしながら発酵させます。熟成はバリック(35%新樽)で14〜18ヶ月間行われています。