1930年代にボリー家が入手した広大な畑は、1940年代に「シャトー・バタイエ」と「シャトー・オー・バタイエ」の二つに分割されました。このワインはボルドーのメドック地区の格付け5級「シャトー・オー・バタイエ」で醸造、熟成されたワインになります。ブドウ畑はボルドーのポイヤックの南部、サンジュリアンとの境界線に近い場所に広がってるため、ポイヤックのワインにはあまり見られない繊細で優美な要素があり、独自の個性をもっています。栽培面積22ha、畑には大きな砂利が多くみられ、たいへん水はけの良い土壌です。栽植密度は10,000本/ha、平均樹齢は35年。収穫はすべて手摘みで行い、除梗した後、振動式の選果テーブルで選別します。発酵と醸しは約3週間、熟成はフレンチバリックで14ヶ月から16ヶ月行います。