

2012年のワインの出来・評価
2012年のワインとは「2012年に収穫されたブドウを使用してつくられたワイン」を指します。
このため、2012年当時の気候やブドウの生育状況がワインの出来・評価に大きく影響しています。


ボルドー | ||||||
地域別 | ||||||
サンテステフ | ポイヤック | マルゴー | グラーヴ | ポムロール | サンテミリオン | ソーテルヌ |
★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★ |
ワイン別 | ||
赤ワイン | 白ワイン(辛口) | 白ワイン(甘口) |
★★★ | ★★★ | ★★ ★★ |
ブルゴーニュ | |||
地域別 | ワイン別 | ||
北部(ニュイ) | 南部(ボーヌ) | 赤ワイン | 白ワイン(辛口) |
★★★ | ★★ ★★ |
★★★ | ★★ ★★ |
ローヌ | ||||
地域別 | ワイン別 | |||
北部 | 南部 | 赤ワイン | 白ワイン(辛口) | |
★★ ★★ |
★★ ★★ |
★★ ★★ |
★★ ★★ |
アルザス | ロワール | シャンパーニュ | |
白ワイン(辛口) | 白ワイン(辛口) | 白ワイン(甘口) | |
★★★ | ★★ | ★★ | ★★★ |
<フランスワイン>
2012年はフランスのボルドーでは、4〜5月にかけて雨の日が多く、高い湿度により、多くの畑で病害が発生しました。8月以降は天候は持ち直したものの、降雨量の多さが原因で、ブドウに含む水分も平年より多くなりました。ワインの生産量を追求したワイナリーでは、淡い希薄なワインになりましたが、一方で選果を厳しくした生産者は、品質を維持することができ、ワインによってバラつきが見られる結果になりました。ブルゴーニュでは、雨は少なかったものの湿度の高い日が続き、病害や結実不良が発生しました。更に夏には猛暑と局地的な雹(ひょう)に見舞われ、ブドウの収穫量・ワインの生産量は減少しましたが、この厳しい生育環境に耐えたブドウから造られたワインは、素晴らしい出来栄えになりました。ローヌでもボルドーと同じく厳しい春を迎え、雨と病害に悩まされましたが、夏以降は天候に恵まれました。赤ワインは酸味と渋味、そして力強さを兼ね備えたバランスの取れたものに仕上がり、2012年のフランスの赤ワインの中では、ローヌが一番味わいの信頼度が高いと言えるでしょう。
<ボジョレー・ヌーヴォーのキャッチコピー>
ボジョレーワイン委員会による評価は「心地よく、偉大な繊細さと複雑味のある香りを持ち合わせた」です。


イタリア | ドイツ | スペイン | |
ピエモンテ | トスカーナ | ||
データなし | データなし | データなし | データなし |
<イタリア・ドイツ・スペインワイン>
2012年のデータはありませんでした。
当ページの評価は、ワインの著名な評論家によるテイスティング結果や、当時の気候、様々な書物を参考に当店独自で評価したものです。「低評価」と判定されている場合でも、各ワイナリーによる厳しい選果や醸造技術などにより、美味しいワインは数多く存在します。あくまで参考として捉えるようにしてください。