

2011年のワインの出来・評価
2011年のワインとは「2011年に収穫されたブドウを使用してつくられたワイン」を指します。
このため、2011年当時の気候やブドウの生育状況がワインの出来・評価に大きく影響しています。


ボルドー | ||||||
地域別 | ||||||
サンテステフ | ポイヤック | マルゴー | グラーヴ | ポムロール | サンテミリオン | ソーテルヌ |
★★★ | ★★★ | ★★ ★★ |
★★ ★★ |
★★★ | ★★★ | ★★★ |
ワイン別 | ||
赤ワイン | 白ワイン(辛口) | 白ワイン(甘口) |
★★★ | ★★★ | ★★★ |
ブルゴーニュ | |||
地域別 | ワイン別 | ||
北部(ニュイ) | 南部(ボーヌ) | 赤ワイン | 白ワイン(辛口) |
★★★ | ★★ ★★ |
★★★ | ★★ ★★ |
ローヌ | ||||
地域別 | ワイン別 | |||
北部 | 南部 | 赤ワイン | 白ワイン(辛口) | |
★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
アルザス | ロワール | シャンパーニュ | |
白ワイン(辛口) | 白ワイン(辛口) | 白ワイン(甘口) | |
★★ ★★ |
★★★ | ★★★ | ★★ |
<フランスワイン>
2011年はフランスのボルドーでは、前年から一転して、暑さと乾燥に見舞われた春になりました。6月の後半の季節外れの猛暑の後は、雨が多く涼しい夏が訪れ、生産者にとっては非常に難しい1年になりました。厳しい選果やブドウ品種のブレンドの割合を工夫することで、ワインの品質を維持させることができました。全体としては平均点レベルですが、生産者毎に出来栄えにバラつきが見られるのが特徴です。ブルゴーニュも春の乾燥、局地的な雹(ひょう)、そして夏の嵐により生産者の頭を悩ました難しい1年になりました。ブドウの収穫量は前年並みでしたが、全体的に早熟であったため、糖度は前年を下回りました。.ワインは長期熟成向きというよりは、ピノ・ノワールらしい軽快でフルーティーなのが特徴です。ローヌでは春が暖かく、例年以上に早いブドウの生育サイクルでしたが、7月の雨と8月の猛暑・乾燥に苦しめられました。生産者により違いがありますが、ブドウは早熟なものが多く見られます。フルボディの強靭な赤ワインを求めるのであれば、前年、前々年の方がおすすめですが、バランスの取れた赤ワインを求めるのであれば、この2011年をおすすめします。
<ボジョレー・ヌーヴォーのキャッチコピー>
ボジョレーワイン委員会による評価は「3年連続で、偉大な品質となった」です。


イタリア | ドイツ | スペイン | |
ピエモンテ | トスカーナ | ||
★★★ | ★★ ★★ |
★★★ | ★★ ★★ |
<イタリア・ドイツ・スペインワイン>
2011年のデータはありませんでした。
当ページの評価は、ワインの著名な評論家によるテイスティング結果や、当時の気候、様々な書物を参考に当店独自で評価したものです。「低評価」と判定されている場合でも、各ワイナリーによる厳しい選果や醸造技術などにより、美味しいワインは数多く存在します。あくまで参考として捉えるようにしてください。