ワインは深みのあるガーネット色にオレンジがかった色合いで、ブラックベリーやチョコレート、インクのような濃厚な香りが漂います。熟成を経て本来の力強さと渋味は影を潜めており、果実味が心地良く余韻も長く続きます。ワイン名にある「ニコレッロ」社の歴史は古く、1900年初頭、ワイン造りの伝統が根付いたピエモンテ州のランゲとロエロの丘陵にワイナリーが設立されました。とても勤勉で生真面目、先祖代々ブドウ農家だったニコレッロ社のオーナー、カゼッタ氏はこの地の気候・土壌・ブドウを熟知しており、ワイン造りと自然環境への配慮、ブドウの選別には常に心を砕き、より自然なワインをつくる為に熱心に技術革新と設備投資を続けています。