タバコやペッパーのスパイシーで強いアロマ。口に含むとしっかりとしたタンニンと心地よい酸が感じられます。なめし皮、ペッパー、チョコレート、リコリスなどのフレイバーが感じられ、非常にバランスがよく、しっかりとしたストラクチャーがあります。畑名のついたクリュ・バルバレスコ。「ソリ」は、方言で「丘の最初に雪が解ける部分」を指し、完全に南向きであることを意味します。また、「ヴァルグランデ」は方言で、「太陽の当たる土地」また「広い渓谷」という意味があります。政府の規定で、’07ヴィンテージからソリの単語をラベルに表示出来なくなりましたが、畑、ワイン共に同じものです。グラッソの所有する畑の中でも、その名前が示すとおり一日中日当たりのよい、最も優れた区画です。海抜350〜370m、南南東向き、土壌は石灰岩質です。葡萄の平均樹齢は40年(1970年〜1974年に植樹)。アルコール発酵は選別酵母を使い、29〜30度に温度コントロールしながら約15〜10日間行います。熟成は50hlの大樽で48ヶ月行います。最後の12ヶ月間は全体の30%を225Lと500Lのフレンチバリックの新樽に移して熟成させました。