

2007年のワインの出来・評価
2007年のワインとは「2007年に収穫されたブドウを使用してつくられたワイン」を指します。
このため、2007年当時の気候やブドウの生育状況がワインの出来・評価に大きく影響しています。


ボルドー | ||||||
地域別 | ||||||
サンテステフ | ポイヤック | マルゴー | グラーヴ | ポムロール | サンテミリオン | ソーテルヌ |
★★ ★★ |
★★ ★★ |
★★ ★★ |
★★ ★★ |
★★ ★★ |
★★ ★★ |
★★ ★★ |
ワイン別 | ||
赤ワイン | 白ワイン(辛口) | 白ワイン(甘口) |
★★ ★★ |
★★ ★★ |
★★ ★★ |
ブルゴーニュ | |||
地域別 | ワイン別 | ||
北部(ニュイ) | 南部(ボーヌ) | 赤ワイン | 白ワイン(辛口) |
★★★ | ★★ ★★ |
★★★ | ★★ ★★ |
ローヌ | ||||
地域別 | ワイン別 | |||
北部 | 南部 | 赤ワイン | 白ワイン(辛口) | |
★★ ★★ |
★★★ ★★ |
★★ ★★ |
★★ ★★ |
アルザス | ロワール | シャンパーニュ | |
白ワイン(辛口) | 白ワイン(辛口) | 白ワイン(甘口) | |
★★★ | ★★★ | ★★ ★★ |
★★★ |
<フランスワイン>
2007年はフランスのボルドーでは、夏が冷涼で雨が多く、特に右岸(ポムロール・サンテミリオン)では霜が降りるなど、ブドウの生育を妨げました。しかし、9月には日照量も回復し、大半の生産者が収穫を遅らせることで、ブドウを完熟させることに成功しました。ワインの出来栄えはどの地域でも良好で、赤ワインは長期熟成向きと言うよりは、軽快で洗練されたエレガントなワインが多く見られます。ソーテルヌでも夏の雨による打撃を受けましたが、こちらも収穫を10月下旬〜11月上旬まで遅らせたことで凌ぐことができました。ブルゴーニュは特に北部では5月下旬〜8月上旬まで冷涼で雨が多く、非常に厳しい年になりました。厳しい選果を行ったことでワインの生産量は減少し、品質も平均点レベルにとどまります。この年はシャブリの白ワインが上々の出来栄えとされています。ローヌでは4〜5月に雨が多かったものの、8月は極端に雨が少なく、9月になりようやく理想的な天候に恵まれました。生産者は選果を余儀なくされましたが、完熟したブドウでつくられたワインは素晴らしい仕上がりです。特に南部の赤ワインは高い評価を受けています。
<ボジョレー・ヌーヴォーのキャッチコピー>
ボジョレーワイン委員会による評価は「果実味が豊かでエレガント」です。


イタリア | ドイツ | スペイン | |
ピエモンテ | トスカーナ | ||
★★ ★★ |
★★★ ★★ |
★★ ★★ |
★★★ |
<イタリア・ドイツ・スペインワイン>
2007年のデータはありませんでした。
当ページの評価は、ワインの著名な評論家によるテイスティング結果や、当時の気候、様々な書物を参考に当店独自で評価したものです。「低評価」と判定されている場合でも、各ワイナリーによる厳しい選果や醸造技術などにより、美味しいワインは数多く存在します。あくまで参考として捉えるようにしてください。