2004年のワインの出来・評価

2004年のワインとは「2004年に収穫されたブドウを使用してつくられたワイン」を指します。
このため、2004年当時の気候やブドウの生育状況がワインの出来・評価に大きく影響しています。

★★★★★ ： 素晴らしい年　
★★★★ ： とても良い年　
★★★ ： 平均的な年　
★★ ： やや厳しい年　
★ ： 厳しい年

＜フランスワイン＞
2004年はボルドーやブルゴーニュでは、春は乾燥しましたが、前年とは一転して夏に雨が多かったのが特徴です。ワインは生産者によってバラつきが見られる注意が必要な年です。前年の収穫量の落ち込みを取り戻すために、剪定を控えめにした生産者は、収穫量こそ多かったものの、結果として完熟に至らないブドウが多く、全体的にやや軽めのワインに仕上がっています。ローヌは北部はボルドーに似た天候でしたが、南部は雨の少ない暑い夏になり、ブドウの収穫量こそ減少しましたが、特に赤ワインは素晴らしい仕上がりになっています。

＜ボジョレー・ヌーヴォーのキャッチコピー＞
ボジョレーワイン委員会による評価は「生産者の実力が表れる年」です。

＜イタリア・ドイツ・スペインワイン＞
2004年のデータはありませんでした。

当ページの評価は、ワインの著名な評論家によるテイスティング結果や、当時の気候、様々な書物を参考に当店独自で評価したものです。「低評価」と判定されている場合でも、各ワイナリーによる厳しい選果や醸造技術などにより、美味しいワインは数多く存在します。あくまで参考として捉えるようにしてください。