ワイン名にある「サントネー」はブルゴーニュ地方中部のコート・ド・ボーヌ地区南部にある村の名前で、この村にある1級畑の「グラヴィエール」のブドウが使用されています。この畑はサントネーの中でもっとも広い面積を持った1級畑(=プルミエ・クリュ)で、やや平坦な地形にあり活性石灰分が豊かで、「グラヴィエール(=砂利採取場)」という名前の通り、砂と礫の表土が広がっています。ワインはラズベリー、スミレと共にキノコや落ち葉のような熟成したピノ・ノワール種のワインの特徴的な香りが漂い、きめ細やかなタンニンと酸味がワインに溶け込んで、まさに繊細かつ複雑な味わいに仕上がっています。ピエール・ブーレは飲み頃になったワインをリリースしてくれるため、熟成によりその真価が発揮された極上ブルゴーニュを楽しませてくれます。