フランスのロワール地方のシノン村に1930年頃に創業したワイナリーで、2001年から3代目のジャン・マックス・マンソー氏がワインを生産しています。「本物のシノンのワインをつくる」という確固たる哲学の下、精緻な畑仕事と最高度の醸造管理を実践するマンソー氏は、現代シノン村を代表するトップ生産者のひとりに数えられます。顧客名簿には3500人を超えるヨーロッパ中のワイン愛好家たちが名を連ね、仏ミシュラン3つ星「トロワグロ」をはじめとする国内外の多数の高級レストランのソムリエたちが、その美食を極めた料理に合わせて彼のワインをお勧めしています。今回入荷したワインは、熟成したワインを選好する愛好家やレストラン向けに、毎年一定量をカーヴで貯蔵しながら大切に販売しているものです。マンソー氏は「「本物のシノン」は、熟成させてはじめてその姿を現します。ですので、最初から中長期の熟成を前提としてワインを仕込んでいます。ミネラルの塩味や、様々なスパイスのように感じられる香味は、これこそがシノンのテロワール(ブドウの生育環境)です」と述べています。