かつては「シャトー・ムートン・バロンヌ・フィリップ」というシャトー名でしたが1989年に「シャトー・ダルマイヤック」に改名されました。ボルドーワインの最高峰であるバロン・フィリップ・ド・ロートシルト社が所有するシャトー3軒 (ムートン・ロートシルト、クレール・ミロン、ダルマイヤック)の中でもコスパが優れているのがこの「ダルマイヤック」です。ワインラベルに描かれているのは「バッカス(酒の神様)」。そしてダルマイヤックの畑は、なんとあのシャトー・ムートン・ロートシルトと、2009年にパーカーポイント100点を達成したシャトー・ポンテ・カネに挟まれているという実に恵まれた立地!ゆるやかな傾斜に、太陽の照り具合も絶妙といった畑のポジショニングは、際立った個性を発揮できるワインに仕上がる可能性を秘めているといってよいでしょう。醸造を行っているのはムートン・ロートシルトとクレール・ミロンも監督しているパトリック・レオンとエルヴェ・ベルローが率いる醸造チーム。また、使われているのは平均樹齢47年という古木のブドウ。これがワインにたまらないコクを与えるのです。2012年ヴィンテージはJALの国際線ファーストクラスでも提供された実績があり、国内外での知名度も文句なしの逸品です!