1999年のワインの出来・評価

1999年のワインとは「1999年に収穫されたブドウを使用してつくられたワイン」を指します。
このため、1999年当時の気候やブドウの生育状況がワインの出来・評価に大きく影響しています。

★★★★★ ： 素晴らしい年　
★★★★ ： とても良い年　
★★★ ： 平均的な年　
★★ ： やや厳しい年　
★ ： 厳しい年

＜フランスワイン＞
1999年はボルドーでは、春先から天候に恵まれ、ブドウの生育も早く進み、過去30年間の記録を上回る早い時期での収穫となりました。9月の後半に豪雨に見舞われたため、収穫を遅らせた生産者はこの影響を受けてしまいました。ワインは前年には劣るものの、良好な仕上がりになりましたが、翌年(2000年)が過去最高クラスの偉大なヴィンテージとなったため、あまり目立たない年になりました。ブルゴーニュは6月の雹(ひょう)、7月の雷雨で打撃を受けましたが、8月以降は理想的な天候になり、特に赤ワインは1990年に肩を並べるほどの素晴らしい仕上がりになりました。

＜イタリア・ドイツ・スペインワイン＞
1999年のデータはありませんでした。

当ページの評価は、ワインの著名な評論家によるテイスティング結果や、当時の気候、様々な書物を参考に当店独自で評価したものです。「低評価」と判定されている場合でも、各ワイナリーによる厳しい選果や醸造技術などにより、美味しいワインは数多く存在します。あくまで参考として捉えるようにしてください。