シャトー・レオヴィル・ラス・カーズはボルドーのサンジュリアン村にある有名な「レオヴィル3兄弟(ラス・カーズ、バルトン、ポワフェレ)」の1つで、ボルドーのメドック地区格付け第2級を有していますが、第2級の中でもトップクラスの評価を受けていることから「サン・ジュリアンの王」と称えられており、同じ第2級の「シャトー・コス・デストゥルネル」と共に、スーパーセカンド(格付け第1級と同等かそれ以上とされるワイン)の筆頭とされています。ワインはや完熟したブラックチェリーやカシスの香りで、その中に樽に由来するトーストのニュアンスが溶け込んでいます。熟成を経ていますが依然として非常にリッチでボリューミーな口当たりで、まろやかな渋味と果実味、そして長い余韻を愉しむことができます。