

1992年のワインの出来・評価
1992年のワインとは「1992年に収穫されたブドウを使用してつくられたワイン」を指します。
このため、1992年当時の気候やブドウの生育状況がワインの出来・評価に大きく影響しています。


ボルドー | ||||||
地域別 | ||||||
サンテステフ | ポイヤック | マルゴー | グラーヴ | ポムロール | サンテミリオン | ソーテルヌ |
★★★ | ★★ | ★★★ | ★★ | ★★★ | ★★ | ★★ |
ワイン別 | ||
赤ワイン | 白ワイン(辛口) | 白ワイン(甘口) |
★★ | ★★ | ★★ |
ブルゴーニュ | |||
地域別 | ワイン別 | ||
北部(ニュイ) | 南部(ボーヌ) | 赤ワイン | 白ワイン(辛口) |
★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★ ★★ |
ローヌ | ||||
地域別 | ワイン別 | |||
北部 | 南部 | 赤ワイン | 白ワイン(辛口) | |
★★ | ★★ | ★★ | ★★ |
アルザス | ロワール | シャンパーニュ | |
白ワイン(辛口) | 白ワイン(辛口) | 白ワイン(甘口) | |
★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
<フランスワイン>
1992年はボルドー・ローヌでは、夏に雨の日が多く、日照不足となりブドウの熟し具合にやや不満が残る結果となりました。選果を厳しくした生産者でも平均点レベルの出来栄えで、大半が短命な厳しいワインになりました。一方でブルゴーニュも日照不足が発生したものの、収穫前に天候が持ち直し、結果として全体的に平均点〜やや良好な出来栄えになりました。


イタリア | ドイツ | スペイン | |
ピエモンテ | トスカーナ | ||
★★ | ★★ | ★★ ★★ |
★★★ |
<イタリア・ドイツ・スペインワイン>
1992年のイタリアは天候に恵まれず、北部ピエモンテ・中部トスカーナとも、重厚というよりは軽快なワインに仕上がりました。このため長期熟成は難しく、早飲みに向いています。ドイツは特に夏から秋にかけて温暖な天候に恵まれました。ワインの生産量も1990年代で最大で、アウスレーゼ以上のワインや貴腐ワインが多数つくられました。スペインは天候のデータはありませんが、多くの評論家から平均点の評価を受けています。
当ページの評価は、ワインの著名な評論家によるテイスティング結果や、当時の気候、様々な書物を参考に当店独自で評価したものです。「低評価」と判定されている場合でも、各ワイナリーによる厳しい選果や醸造技術などにより、美味しいワインは数多く存在します。あくまで参考として捉えるようにしてください。