ワインはオレンジがかった深い赤の色合いで、ブルーベリー、カシスやドライフルーツ、スパイスの香り、そして僅かに樽のナッツ系の香りやヴァニラのニュアンスも感じ取れます。マルゴー村の南端の水はけのよい砂利質の土壌は、完熟のブドウ(カベルネ・ソーヴィニヨン種・メルロ種)を生み出し、長期熟成を経た今でもなお果実味を主張します。可能であればワインを飲む2〜3時間ほど前の抜栓と、デキャンタージュをお勧めします。シャトー・ドーザックは1622年に創設された歴史あるシャトーで、ボルドーのメドック地区格付け第5級を有しています。