

1986年のワインの出来・評価
1986年のワインとは「1986年に収穫されたブドウを使用してつくられたワイン」を指します。
このため、1986年当時の気候やブドウの生育状況がワインの出来・評価に大きく影響しています。


ボルドー | ||||||
地域別 | ||||||
サンテステフ | ポイヤック | マルゴー | グラーヴ | ポムロール | サンテミリオン | ソーテルヌ |
★★★ ★★ |
★★★ ★★ |
★★★ ★★ |
★★ ★★ |
★★ ★★ |
★★ ★★ |
★★★ ★★ |
ワイン別 | ||
赤ワイン | 白ワイン(辛口) | 白ワイン(甘口) |
★★★ ★★ |
★★ ★★ |
★★★ ★★ |
ブルゴーニュ | |||
地域別 | ワイン別 | ||
北部(ニュイ) | 南部(ボーヌ) | 赤ワイン | 白ワイン(辛口) |
★★ ★★ |
★★ ★★ |
★★ ★★ |
★★ ★★ |
ローヌ | ||||
地域別 | ワイン別 | |||
北部 | 南部 | 赤ワイン | 白ワイン(辛口) | |
★★ ★★ |
★★★ | ★★★ | ★★★ |
アルザス | ロワール | シャンパーニュ | |
白ワイン(辛口) | 白ワイン(辛口) | 白ワイン(甘口) | |
★★ ★★ |
★★ ★★ |
★★ ★★ |
★★ ★★ |
<フランスワイン>
1986年はボルドーでは、前年以上に天候に恵まれ、第二次世界大戦後最大のブドウ収穫量になりました。タンニンを豊富に含んだ力強いワインに仕上がり、長期熟成に向いています。適切に保管されていれば、30年以上経過した現在でも、存分に楽しむことができます。ブルゴーニュのワインも同様に長期熟成に向いたワインが数多くつくられました。この年はブドウの収穫量・ワインの生産量とも多く、全体的に高い品質のワインに仕上がっています。ローヌは天候に関する情報はありませんでしたが、平均点〜やや良好なワインが多いと評価されています。


イタリア | ドイツ | スペイン | |
ピエモンテ | トスカーナ | ||
★★ ★★ |
★★★ | ★★★ | ★★★ |
<イタリア・ドイツ・スペインワイン>
1986年はイタリアは天候に波がありましたが、北部ピエモンテ、中部トスカーナとも平均点〜やや良好のワインに仕上がりました。ただし、長期熟成向きというよりは早めに飲んだ方が良いとされています。ドイツはワインの生産量は平年以上となりました。ワインの品質も平均点の評価で、スペインは生産地によりバラつきがありますが、全体的には平均点よりもやや高い評価とされており、特にリベラ・デル・ドゥエロやバルデペーニャスのワインは、秀逸な赤ワインが数多くつくられています。
当ページの評価は、ワインの著名な評論家によるテイスティング結果や、当時の気候、様々な書物を参考に当店独自で評価したものです。「低評価」と判定されている場合でも、各ワイナリーによる厳しい選果や醸造技術などにより、美味しいワインは数多く存在します。あくまで参考として捉えるようにしてください。