グレープフルーツやハチミツの香りが漂い、僅かに酸も感じられます。遅摘みの完熟したシュナン・ブラン種により、ワインはやや甘口に仕上げられ、万人受けする飲みやすいスタイルに仕上がっています。生産者が長期熟成型のワインを造ることを信条としていたため、ワインのポテンシャルが高く、熟成を経た現在でも美味しく楽しめることができます。1893年に創業したこのワイナリーは、フランス北部のリュソー・シュル・ロワール村にあり、同地区最古の生産者の一つです。1985年は特に9月に理想的な天候に恵まれ、80年代では1989年に続く、素晴らしいヴィンテージとなりました。