

1982年のワインの出来・評価
1982年のワインとは「1982年に収穫されたブドウを使用してつくられたワイン」を指します。
このため、1982年当時の気候やブドウの生育状況がワインの出来・評価に大きく影響しています。


ボルドー | ||||||
地域別 | ||||||
サンテステフ | ポイヤック | マルゴー | グラーヴ | ポムロール | サンテミリオン | ソーテルヌ |
★★★ ★★ |
★★★ ★★ |
★★ ★★ |
★★ ★★ |
★★★ ★★ |
★★★ ★★ |
★★ ★★ |
ワイン別 | ||
赤ワイン | 白ワイン(辛口) | 白ワイン(甘口) |
★★★ ★★ |
★★ ★★ |
★★ ★★ |
ブルゴーニュ | |||
地域別 | ワイン別 | ||
北部(ニュイ) | 南部(ボーヌ) | 赤ワイン | 白ワイン(辛口) |
★★ ★★ |
★★ ★★ |
★★ ★★ |
★★ ★★ |
ローヌ | ||||
地域別 | ワイン別 | |||
北部 | 南部 | 赤ワイン | 白ワイン(辛口) | |
★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
アルザス | ロワール | シャンパーニュ | |
白ワイン(辛口) | 白ワイン(辛口) | 白ワイン(甘口) | |
★★ ★★ |
★★ ★★ |
★★ ★★ |
★★★ ★★ |
<フランスワイン>
1982年はボルドーは年間を通じて理想的な天候となり、全地域で素晴らしいワインに仕上がりました。夏は雨が少なく、暑い乾燥した日が続き、タンニンを多く含んだパワフルでポテンシャルの高い、長期熟成に向いたワインを生み出しています。ブルゴーニュも良好なワインが多く、特に白ワインは厚みがあり、飲みごたえのあるワインが多く見られます。ローヌは雨が少なすぎたことが影響し、ボルドーに比べると品質がやや劣りますが、平均点の出来栄えと言えるでしょう。


イタリア | ドイツ | スペイン | |
ピエモンテ | トスカーナ | ||
★★★ ★★ |
★★ ★★ |
★★★ | ★★ ★★ |
<イタリア・ドイツ・スペインワイン>
1982年のイタリアは北部のピエモンテは、前年に見られたバラつきが解消され、素晴らしいワインに仕上がりました。30年以上経過した現在が飲み頃と言えるでしょう。中部のトスカーナも同様で、この年のイタリアは味わいの信頼度の高いワインが多く見られます。ドイツはフランスと同様に理想的な天候となり、第二次世界大戦後最大のブドウ収穫量・ワイン生産量になりました。ただしワインの品質にはバラつきが見られ、多くの評論家が平均点〜やや良好の評価を示しています。
当ページの評価は、ワインの著名な評論家によるテイスティング結果や、当時の気候、様々な書物を参考に当店独自で評価したものです。「低評価」と判定されている場合でも、各ワイナリーによる厳しい選果や醸造技術などにより、美味しいワインは数多く存在します。あくまで参考として捉えるようにしてください。