

1980年のワインの出来・評価
1980年のワインとは「1980年に収穫されたブドウを使用してつくられたワイン」を指します。
このため、1980年当時の気候やブドウの生育状況がワインの出来・評価に大きく影響しています。


ボルドー | ||||||
地域別 | ||||||
サンテステフ | ポイヤック | マルゴー | グラーヴ | ポムロール | サンテミリオン | ソーテルヌ |
★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★ ★★ |
ワイン別 | ||
赤ワイン | 白ワイン(辛口) | 白ワイン(甘口) |
★★★ | ★★★ | ★★ ★★ |
ブルゴーニュ | |||
地域別 | ワイン別 | ||
北部(ニュイ) | 南部(ボーヌ) | 赤ワイン | 白ワイン(辛口) |
★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
ローヌ | ||||
地域別 | ワイン別 | |||
北部 | 南部 | 赤ワイン | 白ワイン(辛口) | |
★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
アルザス | ロワール | シャンパーニュ | |
白ワイン(辛口) | 白ワイン(辛口) | 白ワイン(甘口) | |
★★★ | ★★★ | ★★ ★★ |
★★ |
<フランスワイン>
1980年はフランス全土で前半は天候に恵まれず、平年より気温が低い日が多かったため、結実不良となりました。夏以降の天候は持ち直しましたが、ブドウの収穫量や生育に影響したため、ワインの出来栄えは平均点止まりとされています。ただし、結実が少なかったことで、養分が集中したブドウも多くあり、実際の所は濃厚なワインもありますが、いずれにしてもフランス全体でワインの生産量が少なく、入手が困難な年代とされています。


イタリア | ドイツ | スペイン | |
ピエモンテ | トスカーナ | ||
★★★ | ★★★ | ★★ | ★★★ |
<イタリア・ドイツ・スペインワイン>
1980年はイタリアは北部のピエモンテ、中部のトスカーナとも平均的な年とされていますが、ワインによってバラつきがあり、飲んでみなければ分からないのが実情です。ドイツはフランスと同様に気温が低い日が多く、ワインの生産量は大きく落ち込みました。早飲みのフルーティなワインが多く、朝気熟成には向いていません。スペインは天候のデータはありませんが、多くの評論家からは平均点の年と言われています。
当ページの評価は、ワインの著名な評論家によるテイスティング結果や、当時の気候、様々な書物を参考に当店独自で評価したものです。「低評価」と判定されている場合でも、各ワイナリーによる厳しい選果や醸造技術などにより、美味しいワインは数多く存在します。あくまで参考として捉えるようにしてください。