

1979年のワインの出来・評価
1979年のワインとは「1979年に収穫されたブドウを使用してつくられたワイン」を指します。
このため、1979年当時の気候やブドウの生育状況がワインの出来・評価に大きく影響しています。


ボルドー | ||||||
地域別 | ||||||
サンテステフ | ポイヤック | マルゴー | グラーヴ | ポムロール | サンテミリオン | ソーテルヌ |
★★ ★★ |
★★ ★★ |
★★ ★★ |
★★ ★★ |
★★ ★★ |
★★ ★★ |
★★★ |
ワイン別 | ||
赤ワイン | 白ワイン(辛口) | 白ワイン(甘口) |
★★ ★★ |
★★ ★★ |
★★★ |
ブルゴーニュ | |||
地域別 | ワイン別 | ||
北部(ニュイ) | 南部(ボーヌ) | 赤ワイン | 白ワイン(辛口) |
★★★ | ★★ ★★ |
★★★ | ★★ ★★ |
ローヌ | ||||
地域別 | ワイン別 | |||
北部 | 南部 | 赤ワイン | 白ワイン(辛口) | |
★★ ★★ |
★★ ★★ |
★★ ★★ |
★★ ★★ |
アルザス | ロワール | シャンパーニュ | |
白ワイン(辛口) | 白ワイン(辛口) | 白ワイン(甘口) | |
★★ ★★ |
★★★ | ★★ ★★ |
★★★ |
<フランスワイン>
1979年はボルドー・ブルゴーニュとも天候に波がありました。前半は気温が低く、例年よりも開花は遅かったのですが、結実は良好で例年よりも多くのブドウを収穫することができました。夏に寒い日が多かったこともあり、ブドウの熟し具合にやや不満が残りますが、どの地域のワインも良い仕上がりになりました。ローヌは夏以降に乾燥した日が続いたものの、局地的な雨も多くありました。地区によって評価が分かれますが、全体的には平均点以上の良いワインが多く見られます。


イタリア | ドイツ | スペイン | |
ピエモンテ | トスカーナ | ||
★★ ★★ |
★★ ★★ |
★★ ★★ |
★★★ |
<イタリア・ドイツ・スペインワイン>
1979年はイタリア全土で天候に恵まれ、前年ほどではありませんが、良好なワインが多く生み出されました。特に北部のピエモンテのバローロ、バルバレスコ、トスカーナのキャンティといった赤ワインは、飲み頃を迎えています。ドイツは期間を通じて気温が低かったのですが、夏以降に温かい日が続き、何とか持ち直すことができました。生産地域によりワインの品質にバラつきがあるものの、全体的には良好なワインが数多くつくられました。スペインは天候のデータはありませんが、多くの評論家からは平均点の年と言われています。
当ページの評価は、ワインの著名な評論家によるテイスティング結果や、当時の気候、様々な書物を参考に当店独自で評価したものです。「低評価」と判定されている場合でも、各ワイナリーによる厳しい選果や醸造技術などにより、美味しいワインは数多く存在します。あくまで参考として捉えるようにしてください。