1974年のワインの出来・評価

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1974年のワインの出来・評価

1974年のワインの出来・評価

1974年のワインとは「1974年に収穫されたブドウを使用してつくられたワイン」を指します。
このため、1974年当時の気候やブドウの生育状況がワインの出来・評価に大きく影響しています。

★★★★★ ：素晴らしい年　
★★★★ ：とても良い年　
★★★ ：平均的な年　
★★ ：やや厳しい年　
★ ：厳しい年

ボルドー
地域別
サンテステフ	ポイヤック	マルゴー	グラーヴ	ポムロール	サンテミリオン	ソーテルヌ
★	★★	★★	★★	★★★	★★	★

ワイン別
赤ワイン	白ワイン(辛口)	白ワイン(甘口)
★★	★★	★

ブルゴーニュ
地域別		ワイン別
北部(ニュイ)	南部(ボーヌ)	赤ワイン	白ワイン(辛口)
★★★	★★★	★★★	★★★

ローヌ
地域別		ワイン別
北部	南部	赤ワイン	白ワイン(辛口)
★★	★★★	★★	★★

アルザス	ロワール		シャンパーニュ
白ワイン(辛口)	白ワイン(辛口)	白ワイン(甘口)	シャンパーニュ
★★★	★★★	★★★	データなし

＜フランスワイン＞
1974年はボルドーでは前半は理想的な天候になり、グッドヴィンテージを予感させましたが、9月に雨の日が続いた影響でブドウが熟し切らず、全体的に淡い希薄なワインになりました。ブルゴーニュなどの他の地域も、後半は天気に恵まれなかったため、ワインの品質にバラつきがあり、良いワインもあれば厳しいワインもあるという難しい年になりました。評価としては平均点ですが、ワインによって良し悪しがあるということに注意が必要です。

イタリア		ドイツ	スペイン
ピエモンテ	トスカーナ
★★ ★★	★★★	★★	★★★

＜イタリア・ドイツ・スペインワイン＞
1974年はイタリアは北部のピエモンテは天候に恵まれ、ブドウ・ワインとも前年を上回る生産量・品質になりました。ワインの品質にバラつきも少なく、良好なワインが多く流通しています。一方でイタリア中部のトスカーナ、ドイツ、スペインは難しい年になりましたが、ピエモンテとは異なり、ワインによって良し悪しのバラつきがあるようです。ドイツは天候に恵まれず、ブドウの収穫量、ワインの生産量とも落ち込みました。ラインヘッセンでは素晴らしいワインがつくられましたが、以外の地域では品質的にも厳しい年となりました。

当ページの評価は、ワインの著名な評論家によるテイスティング結果や、当時の気候、様々な書物を参考に当店独自で評価したものです。「低評価」と判定されている場合でも、各ワイナリーによる厳しい選果や醸造技術などにより、美味しいワインは数多く存在します。あくまで参考として捉えるようにしてください。