

1973年のワインの出来・評価
1973年のワインとは「1973年に収穫されたブドウを使用してつくられたワイン」を指します。
このため、1973年当時の気候やブドウの生育状況がワインの出来・評価に大きく影響しています。


ボルドー | ||||||
地域別 | ||||||
サンテステフ | ポイヤック | マルゴー | グラーヴ | ポムロール | サンテミリオン | ソーテルヌ |
★★ | ★★★ | ★★★ | ★★ | ★★ | ★★ | ★★ |
ワイン別 | ||
赤ワイン | 白ワイン(辛口) | 白ワイン(甘口) |
★★★ | ★★ | ★★ |
ブルゴーニュ | |||
地域別 | ワイン別 | ||
北部(ニュイ) | 南部(ボーヌ) | 赤ワイン | 白ワイン(辛口) |
★★ | ★★★ | ★★ | ★★★ |
ローヌ | ||||
地域別 | ワイン別 | |||
北部 | 南部 | 赤ワイン | 白ワイン(辛口) | |
★★ | ★★ | ★★ | ★★ |
アルザス | ロワール | シャンパーニュ | |
白ワイン(辛口) | 白ワイン(辛口) | 白ワイン(甘口) | |
★★ ★★ |
★★ ★★ |
★★ ★★ |
★★★ |
<フランスワイン>
1973年はボルドー・ブルゴーニュとも、ワインの品質にバラつきが見られる年です。全体を通して天候は良かったものの、夏に暑い日が少なく、ブドウの凝縮感という点で不満が残る結果になりました。これがワインの味わいにも影響し、軽めで短命のワインが多くなったとされています。一方で厳しい選果により、長期熟成に向いたワインも多くあり、飲んでみなければ分からないのが実情です。このような中でアルザス、ロワールは健闘し、平均点〜良い出来栄えのワインが多く見られます。


イタリア | ドイツ | スペイン | |
ピエモンテ | トスカーナ | ||
★★★ | ★★★ | ★★ | ★★ ★★ |
<イタリア・ドイツ・スペインワイン>
1973年はイタリアはフランスと同様に品質にバラつきがありました。こちらもワインによってピークが異なるため、飲んでみなければ分からないのが実情ですが、中には秀逸なワインがあることも報告されています。ドイツはやや厳しい年となりましたが、スペインは及第点〜やや良好なワインが多く見られます。
当ページの評価は、ワインの著名な評論家によるテイスティング結果や、当時の気候、様々な書物を参考に当店独自で評価したものです。「低評価」と判定されている場合でも、各ワイナリーによる厳しい選果や醸造技術などにより、美味しいワインは数多く存在します。あくまで参考として捉えるようにしてください。