

1970年のワインの出来・評価
1970年のワインとは「1970年に収穫されたブドウを使用してつくられたワイン」を指します。
このため、1970年当時の気候やブドウの生育状況がワインの出来・評価に大きく影響しています。


ボルドー | ||||||
地域別 | ||||||
サンテステフ | ポイヤック | マルゴー | グラーヴ | ポムロール | サンテミリオン | ソーテルヌ |
★★ ★★ |
★★★ | ★★ ★★ |
★★ ★★ |
★★★ | ★★★ | ★★ ★★ |
ワイン別 | ||
赤ワイン | 白ワイン(辛口) | 白ワイン(甘口) |
★★ ★★ |
★★★ | ★★ ★★ |
ブルゴーニュ | |||
地域別 | ワイン別 | ||
北部(ニュイ) | 南部(ボーヌ) | 赤ワイン | 白ワイン(辛口) |
★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
ローヌ | ||||
地域別 | ワイン別 | |||
北部 | 南部 | 赤ワイン | 白ワイン(辛口) | |
★★ ★★ |
★★ ★★ |
★★ ★★ |
★★ ★★ |
アルザス | ロワール | シャンパーニュ | |
白ワイン(辛口) | 白ワイン(辛口) | 白ワイン(甘口) | |
★★ ★★ |
★★ ★★ |
★★ ★★ |
★★ ★★ |
<フランスワイン>
1970年はボルドーでは年間を通じて天候に恵まれ、ブドウの収穫量、ワインの生産量はもちろん、品質面でも成功した1年になりました。ポテンシャルが高く、長期熟成にも向いており、適切に保管されていれば現在でも美味しく楽しむことができます。一方で、ブルゴーニュは前半の気温の低さがブドウの成熟を遅らせ、ワインも平均点の出来栄えとなりました。アルザスやロワールも前半は気温は低かったものの、後半は晴れの日が多く、日照量にも恵まれました。全体的に平均点以上の良好なワインに仕上がっています。


イタリア | ドイツ | スペイン | |
ピエモンテ | トスカーナ | ||
★★★ ★★ |
★★ ★★ |
★★ ★★ |
★★★ ★★ |
<イタリア・ドイツ・スペインワイン>
1970年はイタリア北部のピエモンテは、年間を通じて理想的な天候で、バローロをはじめ、数多くの素晴らしいワインが仕上がりました。中部のトスカーナも、ピエモンテほどではありませんが、ブルネッロ、キャンティなどは良好なワインに仕上がっています。ドイツ・スペインのワインも高い評価を受けており、この1970年はワイン造りにおいて、ヨーロッパ全体で素晴らしい年だったと言えるでしょう。
当ページの評価は、ワインの著名な評論家によるテイスティング結果や、当時の気候、様々な書物を参考に当店独自で評価したものです。「低評価」と判定されている場合でも、各ワイナリーによる厳しい選果や醸造技術などにより、美味しいワインは数多く存在します。あくまで参考として捉えるようにしてください。