ワインは少しオレンジがかった深い赤色で、ブラックチェリーやスミレ、チョコレートのような香り。長期熟成を経て渋みがなくなり、滑らかで円みを帯びたワインに仕上がりました。「シャトー・コス・ラボリー」というシャトー名は小石の丘を意味する「Caux(コー)」という場所と、1820年代から1840年代に最初のオーナーとなった「フランソワ・ラボリ(Francois Labory)」氏の名前に由来しています。オードワ家がオーナーになった後、1970年代には大掛かりな改装、大規模な設備投資が行われたことにより、ワインの醸造技術が飛躍的に向上しました。