2013年のボルドー、赤ワインは早飲みの魅力的なものが数多く生み出される年となりました。気候的には、生産者の腕が問われ、最先端の技術と厳しい選果が重要な役割を担いました。平均樹齢35年。石灰質、粘土質、ローム質の土壌。選果は、機械と手作業の二回。温度管理の下、1週間にわたってステンレスタンクで発酵。澱とともに熟成。深紅の色彩を纏い、完熟したベリー、プラム、ドライフルーツの方向が印象的です。そこに、リコリス、トーストしたオークの香りがほのかに香り、味わいに絶妙なバランスと奥深さを演出しています。長い余韻が魅力の一本です。