シャトー・ド・カラギズは南フランスにあるサン・ローラン・ドラ・カブレリス村にあり、ブドウ栽培の歴史は12世紀まで遡ることができるという名門ワイナリーです。1998年にブルゴーニュの老舗メゾン「ルイ・マックス」は、現地のピエール・ガビゾンとともに、後継ぎに恵まれなかったフェーヴル氏よりこのシャトーを購入し、醸造設備の刷新等を行う一方、世界各国への輸出を開始しました。当ワインは今日までワイナリーで大切に貯蔵してきたストック分で、特別価格にて案内していただけることになったものです。地中海から30km、標高100〜180mの丘陵畑に年中吹き入れる冷涼な北西風によって、十分な酸が確保されていたがゆえの、極めて素晴らしい熟成をみせています。