ワインはやや深めの赤色で、濃いめの紅茶に紫が加わったような色合いです。カシス、ブルーベリー、樽のローストヴァニラの香り、そしてスパイスや革製品のような香りも感じられます。味わいは最初は酸がやや広がりつつも、果実の甘味が徐々に頭角を現し、全体的にバランスが良く、飲みやすいワインに仕上がっています。シャトー・ル・シャトレは1886年に設立され、1997年からマレシャル家が所有するシャトーです。年間の生産本数は約60,000本。新樽比率は100%で18ヶ月熟成を行うことにより、ワインに樽の香りと奥深い味わいを与えています。