シャトー・プリュレ・リシーヌはかつては夕食や宗教儀式で提供するためのブドウを栽培していたベネディクト会の修道院でしたが、後にワインづくりが始まり、1444年に初めて公式にシャトーとして記録されました。1951年に「ワインの法王」と呼ばれたアレクシス・リシーヌ氏が所有することになり、シャトー名もシャトー・プリュレ・リシーヌに改名しました。リシーヌ氏は広範囲にわたるブドウの植え替え、醸造設備への投資を行い、醸造学者のエミール・ペイノー氏、パトリック・レオン氏を招聘してワインの品質の向上に努めました。1999年以降はバランド・グループが所有し、長年のホスピタリティの伝統を忠実に守り続けています。ボルドーのメドック地区格付け第4級を有していますが、格付けの割にはお手頃な価格として知られています。ワインは深い赤紫色で、ラズベリーやブルーベリーの甘味を帯びた香りと、ナッツやトーストといった樽熟成の香りが漂います。口当たりは柔らかく、後半もスーッと消えていくように繊細で、エレガントな余韻に浸ることができます。