戦闘機メーカーの創業者であるマルセル・ダッソー氏が1955年にサン・テミリオンのシャトー・クープリというシャトーを購入し、シャトー・ダッソーに改名しました。畑や醸造設備に多大な投資を行い、品質向上に努めた結果、1969年にはサン・テミリオンのグラン・クリュ・クラッセに昇格しました。やや小さめコンクリートタンクで発酵を行った後、新樽でマロラクティック発酵を行い、12〜18ヶ月間の熟成させます。ワインはやや黒味を帯びた深いレンガ色の色合いですが、長期熟成を経て渋みが抑えられ、見た目とは異なりなめらかな口当たりで飲みやすいワインに仕上がっています。