ワインはベッコウ飴のようなやや濃いめのイエローの色合いで、洋梨や桃のようなフルーティーな香りと、アカシアのような甘い華やかな香りが漂います。外観や香りから濃厚なワインであることが想像できますが、口に含むとレモンやグレープフルーツといった軽やかなの柑橘系のフレーバーと共に樽のニュアンスが感じられます。スッキリとした爽やかさと共に飲みごたえもあり、素晴らしく調和のとれたワインに仕上がっています。「シャトー・ド・ヴィルヌーヴ」はフランス北部ロワール地方のソゼシャンピニー村の中心に位置しており、16世紀からワインづくりが行われてきた歴史があり、この地域ではトップ生産者として評価されています。当ワインが生産されるにあたって、ブドウの収穫量は30hL/haと低く抑えられており、ワインは12hLの樽に入れてから、18〜20度で45日間ゆっくりと発酵させ、その後9ヶ月間熟成させています。なお、フレッシュな酸を保つためマロラクティック発酵は行っておりません。